
トピックス
遊戯会
11月30日・12月1日・12月2日の3日間にわたり遊戯会を開催いたしました。つくし組(満三歳)・年少・年中・年長さんをそれぞれに1組ずつとなり、子どもたちの成長の過程を見て感じていただき、その喜ばしさを参観者の皆さんはじめ伝えられるご家族の方々が共感し、ご自身のお子様への励ましや達成感への称賛、そして他のお子さんへのエールを送っていただくことが遊戯会の大きな目的でもあります。親御様には観覧方法では大変なご協力をいただきこの教育事業がなりたっておりますことに深く感謝もうしあげます。ともすると見せることに見ることだけになりがちな行事や活動になってしまいそこに生まれ育まれるものが本物ではなくなっていきます。本当に喜んでほしい人はだれなのか?誰が育ちゆく過程を歩んで歩ませなければならないか?・・・子どもです。幼稚園という場は子どもの園であるという原則を第一とし、そしてその周囲の人々の幸福につながることが幼稚園教育の重要な目的であります。本園の皆様のますますのご多幸を祈念してすべての事業が今後とも長ーく続けられますようによろしくお願いいたします。
下記写真は遊戯会ごっこです。事前に子どもたちはお互いに披露しあって喜びあって励ましあって本番に演じています。
大淵中学校2年生職業体験
この11月は先週小学生が来園したばかりでしたが、11月25日(金)には中学2年生の職業体験で9名の学生がみえました。朝から帰りまで園児たちとすごし、幼稚園教諭の仕事を体験しました。まだまだ子どもと思わせる場面としっかりと園児たちを見守り援助するたくましい姿が相まって中学生の未来に期待感が膨らみます。これから先いろんな物事に出会い、人にまみれていつかは自分の道を決め歩んでいくことだろうと思うと、幼児期を預かる私たちの責任の重さを感じます。人が人をつないでいく世代をつないでいく、今、世の中は待機児童と称してその人間同士のつながりを安易に分断する施策ばかりを模索しているが・・・本当にそれでいいのかと思います。本当は待機児童ではなく、待機大人(保護者)なのではないでしょうか?子どもは親から離れるのを進んで待機しているのでしょうか?社会がつくりだした安易な責任転嫁の言葉こそ待機児童という名称でなないでしょうか?
将来の夢や希望を叶える為には、ぶれないこころ=自尊心、あきらめない=忍耐力、やる気=意欲、アイディア=思考力を基本にした資質や能力(コンピテンシ―・ベイス)によって知識や技能(コンテンツ・ベイス)を使う能力が大切です。そしてそれを今後、本当の学力と呼ぶことを忘れないでください。いま学校教育では本物(オーセンティック)の授業が行われ、手続きでなく意味の理解こそが学力であること、現実の世界とその対処から解決していく力を育む授業内容に移行してきています。
それはまさに幼児教育の実践であり、小学校以降の教育にも反映されていく時代を迎えています。これが世界で動きだしている学力感です。日本も高度成長期には知識を沢山持っているだけで評価され、それだけで豊かな生活と安定した生活が保障されていた産業構造でした。ひたすら同じ物をつくり売れていた時代です。しかし今は違います。物が豊富にあり自分の好みや付加価値に対価を出す時代です。これからの多様な時代を生き抜くには、問題を解決していく意欲・体力・気力と創造性や思考力そして知識や技能を使う力が求められています。大学入試で、今、AO入試や選抜入試等の秋入試が半分近くしめるようになってきています。つまり、実践力が問われています。
幼稚園で仲間にまみれ、自分を主張しあいぶつかり合いながら問題を解決する、いや解決しなくてもこういう事もあると思えたり、まだまだこんな面白いことがあるぞと興味や意欲を無自覚の中で体験する幼児期です。たくさんの遊びや経験や体験が大切です。小学校直結教育の文字や数字や知識を詰め込んだ昭和の高度成長期の学力感はこれからの社会で通用しなくなるといわれます。私たちは目の前の子ども達をどう育むか、過去に縛られず未来を見据えたこれからの学力感を真剣に考えたいと思います。中学生も大変な時期です、自分を見失わず、大好きな物を見つけ出し取り組んでいってもらいたいと思います。
はばたけ中学生!また、いつか社会の中でお会いしましょう! 応援しています!
大淵一小2年生来園
11月18日(金)大淵第一小学校の2年生が生活科総合学習の授業で、地域の中でお仕事をしている人達へのインタビューを目的に来園しました。2年生の子供達に久しぶりに会う喜びと同時にその成長ぶりに嬉しさが込み上げてきました。当時、年長の担任だった教員がインタビューに臨みましたが、恥ずかしやらまた答えも2年生に分かるように言葉を選んでいました。不思議な緊張感がありましたが、子どもたちの成長していく姿にあらためて私たちの仕事の重要性を感じました。これからも卒園児のみなさん健やかに大きく大きくなっていってください。来園ありがとう!
消防まつり
藤田幼稚園幼年消防クラブ員として11月13日(日)富士市役所・消防総合庁舎で開催された消防まつりで演技の披露をしました。これは毎年、全国秋の火災予防運動期間中に富士市民の消防防災意識の高揚と消防関係者の団結力の象徴として開催されているお祭りです。各分団やさまざまな関係機関が出店するなか、園児たちの演技披露により老若男女がこの祭りを楽しみます。そんな一翼として本園の年長組が頑張りました。初めての会場で右も左も目標物もわからない場所で行いう演技は不安もあり間違いもあり園児たちも困惑の中でしたが最後まで演じ、またパラバルーンでは一人一人の力を結集した演技を見せることができました。たくましい子どもたちです。親御様には会場までの送迎や休日の行事にもご協力いただきありがとうございました。子ども達の勇ましい姿に感動いただけたら幸いです。ありがとうございました。
消防署見学と体験(年長)
走ろう会
富士市総合運動公園陸上競技場に於いて、走ろう会を開催しました。日ごろ子どもたちは止まることなく活動しています。心も体も全身全霊を動かして成長を続けています。走ろう会はそんな子どもたちの日々の生活から培わられる本来の力と共に、積極的に体を動かし体力の向上を目指すものです。それにはその子なりの体力と心力を一番にして自らが経験することが大切です。幼児期は何故こんなにもじっとしていないのでしょうか?それはまだまだ身体的発達上、循環器系臓器や血管等が大人並みに成長していないからで、体を動かすことで血流を良くして酸素や栄養を体全体に行届かせようとする生命保存の本能の力です。その証拠に子どもを静かにじっとさせるとすぐに寝てしまいますね。私達は走ろう会やマラソンといって競い合う陸上競技をイメージするのでなく、一人ひとりが体を鍛えるとか?もっとたくましくなりたいとか?将来こんな事もやってみたいとか?この走ろう会から夢や希望の動機付けとなるような経験ができたらと、毎年この立派な競技場で感動しながら走る経験をしています。未来にはばたけ!子ども達!と願いながら・・・
芋ほり・焼き芋・お茶うがい
農協青年部のみなさん・大淵茶業部会のみなさん・大淵農協職員の方々・そしていつもみんなの事を守ってくれるPTA役員さん方に支えられ、お芋ほりから焼き芋そしてお茶うがいまで沢山の経験と体験をしました。幼稚園から長靴を履いて意欲満々、つくし組みさん年少さんは年中のお兄さんお姉さんに手をつないでもらい、年長さんの先導のもと現地なかよしばたけに向かいました。谷の底にある畑ではすでにお芋をほりやすく芋つるを外し待っていてくれる青年部方、こんにちは~と挨拶をすると谷底からこんにちは・・・と大きな返事、お芋をほりあげ幼稚園に向かう途中から何やらいい匂いお芋の焼けるあの匂い、お茶の手配も素早くお茶の威力効力についてお勉強、まずは芋ほりのお仕事の後のお茶うがい、そしていよいよホクホクの焼き芋を園庭でそれは甘い甘いお芋です。幸せの時間がすぎ、給食は・・・もう食べれない・・それはそうですよ、おなかの中にお芋さんが詰まっていますもの・・・そして家へのお土産に掘りあげたお芋を分け合って持ち帰ります。本当に本当にありがとうございました。自ら収穫したお芋の嬉しさと食した満足感は人間が生きていく源の力を呼び起こすからこんなにも子どもたちが意気揚々としているんだと実感しました。それから、お茶うがい!お茶のビタミンは風邪やインフルエンザ等の菌をやっつけます、カテキンは病気になりにくい体を作ります。お茶を飲み健康な体を作りましょう。せっかくお茶の里大淵の私達、もっとお茶に頼ってみたらいいと思います。これからもお茶うがい推進推奨していきます。
秋の遠足
10月28日(金)秋の遠足を天気予報を信じ計画を変更してのチャレンジ!年長は丸火自然公園富士見ケ池から遊歩道を南下し、大淵三丁目東道を通りひだまりの森経由で幼稚園到着コースを予定。年少・年中は猿番道を通り大淵二丁目芸術村経由ひだまりの森で昼食後幼稚園到着コースを予定。しかし・・・年長さんが丸火公園を出発し順調に進む中、大淵三丁目(新船園芸・一郎そば)付近で雨が強くなりここで断念、木の下で雨宿りをしながら園バスの迎えとなりました。そして、園では年少年中さんはすでに早く雨となり園内探検や楽しみ会に変更しました。楽しみにしていた遠足ですが、このような体験もまた一興です。でも何といってもいちばんうれしいのは手作りのお弁当です。愛情に勝るものなし!
大淵地区文化祭
10月23日(日)大淵地区文化祭に作品(主として、ひだまりの森の妖精)と演芸(年長の合唱合奏)で参加しました。作品の展示では全園児の手形で形どった富士山と紅葉の山に、幼稚園のキャラクターであるひだまりんちゃんともりひろくんが園児たちの作品を紹介しています。その中で常に子どもたちは絵本を通じ様々な感性を育んでいることから、今年はその一場面である絵本の世界を絵画に表しました。絵本ですからもちろん見本になる絵はあるのですが、自分で感じたままを絵画で表現するというオリジナリティを引き出そうとしたものです。年少さんは『ぐるんぱのようちえん』年中さん『いっすんぼうし』年長さんは『はらぺこあおむし』でその感性を表現しました。また、加えて三匹の子豚を秋の自然物を使って、豚(年少)・家(年中)・オオカミと背景(年長)を共同作品としています。少しずつの関わりのですが全員で成し遂げた作品です。先生たちも、ひだまりの森を舞台にしたオリジナル紙芝居(藤田幼稚園)をすでに6部作完成し展示させていただきました。
展示はできるだけ見やすく簡素に、しかしその過程や中身は子ども達と先生達の感性や思いがいっぱい募っている作品です。いっさい子どもの作品に手を加えたり余計な手ほどき(うまく見せる)がないのが本園の教育方針です。時々、他では?作品を見ることがあります。そのことは子どもが一番わかり傷つきます。表現とは個性と感性から始まり基礎基本はそれにかなわないのが芸術ですね。この時代はお子さんの感性を豊かに広げることが大切ではないでしょうか。
子育てフェアー
10月15日(土)恒例の富士地区私立幼稚園協会主催の子育てフェアーが富士山こどもの国で開催されました。日本晴れの素晴らしい天気になり、目の当たりにする富士山の偉大さにそれは感動です。そんな中、富士市の私立幼稚園・認定こども園(私立)が一同に会し、家族の絆・子育て仲間の絆をテーマにそれぞれにチャレンジブースで楽しくすごす場を毎年続けています。当日も3000名以上の参加者がありそれは盛大なイベントとなりました。同じ幼稚園の友人もさることながら、中学や高校の同級生や仕事を通じての知り合いなどが、子育てという共通の思いで偶然に出会う場面もあります。本当に家族の絆・子育ての絆が広がり、子ども達の健やかな成長のバッググランドを構築しています。
