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まめまき(節分)
鬼は外!福は内!・・・元気な声が園庭に響きます。園庭の真ん中に鬼が島を描き、その中にいろんな鬼たちがうごめいています。赤鬼・青鬼・緑鬼・黄鬼・桃鬼・・・カラフルな鬼達です。しかし、この鬼たちは自分の心の中に住む鬼なのです。
その実態は?泣き虫鬼・怒りんぼ鬼・言う事聞かない鬼・わがまま鬼・ねぼう鬼・くいしんぼ鬼・・・こんなに色々な鬼がいるのかと驚きです。に子どもなり自分の悪い心の鬼が分かっているんですね。幼くても自分の嫌い所や直したい所がなんとなく分っていると思うと、またまた甲子らが愛おしくなります。
頑張れ!これからも色んな鬼が襲ってくるぞ!その時は『鬼は外!~ 福はうち!~』と大声で叫んでみよう、そして鬼を退治してしまおうね。・・・・未来の君たちへ
なわとび
幼稚園の縄は跳びにくい、なわとびです。そんな障害にも負けず一日一日自分の目標に向かって頑張っています。今も登園するなり朝の支度を終えると、なわを持ち出し挑戦を続けています。なぜ幼稚園の縄はなわとびに特化しないか?・・・なわを使って色んな遊びが生まれるからです。それを自分達で見出し、創意工夫、遊びを広げています。興味・意欲・探求心・知力・考察力・想像性・創作性・・・育ちます。
子どもってすごいんです。負けるな大人達!
おもいで展
今年度をしめくくる一つの行事、おもいで展。1年間描いてきた絵から自分の好きな絵を2枚選びます。決してその絵は、技術的にも色合い的にも構図も大人から見ると…こっちの絵の方が?と思う事もあります。しかし、違うんです。子どもにとって、一番の思いや思い出が沸き上がる絵なのです。だから、すごいんです!おもいで展は。そこらの絵画展ではありませんから、だって表現って誰の為にするのでしょうか?自分が伝えたい思い、見せたい事、願い、思いを表すことが表現だから… そして造形物は今年の思い出を形にしました。先生や保護者の皆さんの力を合わせたもので、子ども達の成長を感じるそんな形にしています。
コロナ過で展示方法も三密を出来るだけ避けられるよう展示物の規模も縮小し、また、観覧方法にもご協力いただきました。ボリュームといった部分では寂しいとは思いますが、その中の魂は溢れる限りの展示でした。また、今回コロナ対策の一環として動画を発信してみました。
皆さんの心に子ども達のおもいでが伝わり、共感していただけましたら幸いです。
ドッヂボールをいただきました。
昨年、実は12月クリスマス会で幼稚園にドッヂボールを頂きました。三ッ倉町にお住まいの方で、子どもたちの健やかな育みの為にと富士市の幼児施設にご寄付をされています。
幼稚園で流行中のドッヂボールをお願いし、ちょうどクリスマス会ということでご自身がトナカイになり届けていただだきました。子どもたちはそれは大変感激で、さっそくボールで遊び、また、年長組はクラス対抗ドッヂボール大会を開催しました。また、幼稚園の妖精たちの刺繍(このようなお仕事もされているそうです)を額にいれ頂きました。今は幼稚園の事務所玄関に飾っています。
ほんとうにありがとうございました。大切に使わせていただきます・・・何分、しかし・・・元気な子どもたちが使用しますので、消費期限は短くなってしまいますがお許しください・・・ね
始業式1/7
朝、登園してくるなり『おはよう』と元気な声が、昨日の雪のあと、冷たい空気、氷りついた遊具、白くなった園舎の屋根に・・・響きます。加えて、楽しく、うれしい、子どもたちの嬉々たる元気な歓声が幼稚園全体を包みます。こんなにも寒い日なのに、冷えた空気をもろともしない温かな景色が広がります。
この子らは世の光、心の太陽ですね。寒さに凍え、背中を丸めている大人達、この子らの前にあって知らないうちに、生き生きさを湧きたさせてくれる、そんな子ども達に感謝です。
いよいよ3学期が始まります。そして、令和4年がスタートします。一日一日を意気揚々として、この子らと共に歩んでいきましょう。そして、笑顔あふれる素敵な1年にしていきまよう。
本年もよろしくお願い致します。
大淵中学のお兄さんお姉さんから
クリスマス会
どっちが杉・檜?
服部さん(富士森林組合理事・本学園理事)が幼稚園に今年も杉と檜をもってきてくれました。皆さんも富士山には森林が多く、どれが杉でどれが檜か見分けがつきますか?子ども達にそんな興味をきっかけに森林の大切さを伝えに来てくださいました。
私たちは空気を吸って生きています。空気の中の酸素をすって、吐く息は二酸化炭素というものです。これがたくさんになると地球にいたずらをして、雨が多く振ったり寒いところの氷が解けけ洪水になったり、暑くなりすぎて水がなくなったり、動物や人間が生きていくことが大変になってしまいます。そこで、頼りになるのが木や草です。木は私たちのはく二酸化酸素をすって酸素を作ってくれます。おいしい酸素は私たちが生きていく大切な空気です。だから、木を大切にしてほしいです。と・・・
また、幼稚園にあるカラカラ積み木がありますが、杉(幼稚園で購入したもの)でできているものと檜(林業研究会から頂いたもの)でできているものがあります。見た感じはおなじですが、匂いや手触り、重さなどが違うのでよく感じてみてくださいねと・・・木に興味や関心をもってほしいと願いを込めてお話いただきました。
私たちは本当の自然を知っているのでしょうか?子ども達に自然から学ぶことは人間として大切なことですね。私たちの園には、ひだまりの森もあります。そして何より力になってくれる農業や林業に携わる地域の人達が側にいてくれます。ほんとうにありがとうごいざいます。これからもよろしくお願いいたします。
もちつき
日本の年末の風物詩、餅つきです。今は一般のご家庭でなかなか経験ができないものです。餅つきに必要な道具や食物、またその名称やお餅ができるまでの手法などを伝承するに難しい時代です。しかし何でしょう、お餅つき聞くと、またじっさいに餅つきを見て体験すると心がワクワクぞわぞわしてきます。日本人であることのDNAが心身を湧き起こしてきます。子ども達も親もそんな感性を持ち合わせて時代を超えつながっていることを実感します。餅つきを楽しめる心をいつまでもいつまでも繋いでいきたいと思います。幼稚園にできる大切な文化継承だと思います。
炊きあがるもち米の匂いに、子どもが3歳の子がぽつりと『いいにおい』というこに『いい匂いだね』と応える子らに・・・、まきで火をたく竈(かまど)の周りに座して手をかざし『あったかい』という子のまわりに集まる子どもらに・・・、掛け声とともに杵を打ち下ろす大人の力強さで地面に響く振動にとびはねる子らに・・・、おっかなびっくり杵を持ち上げ、おっと臼をたたいてしまった子に・・・、上手に餅をついた感触に笑顔を見せた子に・・・、・・・、・・・、私たちはこんな風景を大切にしていきたいですね。
おゆうぎかい(コメントのみ)
12月、おゆうぎかいです。今年もコロナ禍の対策を講じた開催となりました。子どもたちの豊かな表現活動を広げ、想像と創造をつなげる作業を頭と体をそして心をつかいます。毎日の何気ない遊びや体験、また社会生活の影響や刺激も受けながら自らを表現することは、将来にわたり人間社会の中でたくましく生きていく力になります。ゆうぎかいは見せ物ではありません。子ども達が表現を楽しむ場です。見る側が如何にその表現を受け止めてあげるかによって、子どもたちの育ちが変わります。この子らの、この子の何が何を育み育んでほしいのか?大人たちがしっかりと見守ってほしいと思います。保護者様には本当に感謝です。皆様のまなざし、笑顔、向き合う姿勢に感謝の気持ちでいっぱいです。こんなすばらしい子ども達と表現を楽しめる私たちは幸せです。思いは一つ、この子らの健やかな成長ですから・・・
