すくすく日記
年長児父母懇談会
1月15日(金)今日は年長児(卒園児)父母懇談会です。今年は、富士警察署の交通安全指導員さんをお招きし、就学前から就学後の交通安全について保護者向けのお話を聞きました。指導員さんのお話はやはりより現実的で具体的であり、通学に向けての大切な安全教育を学ぶことができました。また、その後の懇談では小学校への期待と共にさまざまな不安について、少しずつですが今から心掛け準備することで、できるだけスムースに小学校へ入学し通学するために、われわれが出来る事を確認しあいました。また、自分の子どもの姿を通じ、一人の人間として尊重しその子なりのすばらしい特性を伸ばしながら、全人的な成長を促し、未来の目標を見出しながら歩み続けること、一人で考えすぎず周りの友人や先人と共生しながら学びあい子育てを有意義なものにしていくことなど、これからの親の姿勢について学び合いました。この子らの未来が輝き続けるために、みんなでがんばっていきましょう!
七草・どんど焼
春の七草、せり・なずな・ごぎょう(ははこぐさ)・はこべら(はこべ)・ほとけのざ(こおにたびらこ)・すずな(かぶ)・すずしろ(だいこん)は1月7日に、お粥にして食べると1年病気をしないといわれています。(下記の七草の絵は、いくこ先生が描いたものです。幼稚園のどこかに掲示していますよ、どこにあるか分かりますか?)
七草がゆの作り方
①お湯に塩をいれ七草をゆでる。②ゆでた七草を冷水にとり、ザルにあげて水気を軽く絞る。③七草を細かく刻む。④鍋にごはんと水をいれて煮る。⑤塩を入れ(お餅を入れる地方もある)七草を混ぜてできあがり。
ついでに秋の七草をご存知ですか?これも、いくこ先生が描きました。同じく幼稚園のどこかに掲示してありますよ。来園された時に探して見てはいかがですか?
どんど焼き
小正月の1月15日、大昔は1月の満月の日である15日が1年の始まりでした。しかし、新暦の導入で1月1日に改められました。しかし旧暦は農業と結びついていましたので、民間では15日を正月として祝う風習が続いていたため、そこで1月1日元旦を大正月、15日を小正月とよびそれぞれに祝うようになったのです。
小正月には農耕にまつわる行事が多く、その代表的なものに、小正月の前日14日は『どんど焼き』があり、悪霊をはらうために正月飾りを焼き、豊作を願うために「まゆ玉」「もち花」を飾り、また焼いて食することで健康と厄除けを祈願する、加えて書き初め等を高く燃え上げると学問の向上が叶うなどの風習が続いています。
私達が繋げる文化、その中に人間の生きる力を見出すことができます。地域のコミュ二ティ―、子育ての糧、互助の精神、願いや希望、豊かな感性・・・それは多くの力が伝統文化の中に引き繋がれています。これは、私達大人が子どもらに伝えなければならない大切なものではないでしょうか? 地域の文化に興味を持ち積極的に関わって行くことで、豊かな生活を育んでくれますね。
新年あけましておめでとうございます。
みかん
高尾山の神様に
12月21日(月)年長でずーっと計画をしてきた高尾山詣、お泊り会から神様にお願いをし、いつも僕たち私たちを見守っていてくれた神様。お泊り会の時には雨で奥宮まで行くことができなかったので、12月に入りお礼とともに年末年始のご挨拶、1年間の無病息災と一人一人のお願いをしに行こうと、本日、年長全員で出かけました。高尾山は藤田幼稚園のご先祖様の云われもある由緒ある場所であります。この子らをこれからも健やかにそして沢山の幸せをきっと与えてくださると信じています。昔、私(園長)はこの高尾山を二つ山と呼び、幼児期にはこのお山の植林の手伝いをしていました。また昔、このお山の下では馬場を作り、祭事には大変にぎやったと聞いています。大淵の地で育つこの子らの未来が永劫に輝きますように!
クリスマス会
もちつき会
12月11日(金)大雨・強風いやいや暴風雨です。朝から時間がたつとだんだんにまた突然に雨・風が・・・どしよう!お餅つき・・・!!! と、雨風の昇降状況を見て、今だカマドを準備、火をつけろ、よしよし火は起こせた、もち米準備・テント準備!・・・しかし風雨は強まるばかり、できるだけしかできないせめて子供たちに餅つきをさせてあげたい、前の日から雨の予報で室内での餅つきを準備していたお陰で、何とか学年で一臼だけでも・・・と願い準備を進めます。しかし、遊戯室広さ・交通安全・風雨の危険性から役員さんたちのお手伝いを断念し、職員とPTA正副会長さんたちと何とか実施にこぎつけました。風により遊戯室の窓を割る被害も出て、本来なら役員さんとみんなで本年度最後のPTA行事となるところを安全を優先し、お手伝いを断念したことへのいかばかりかの安堵感を感じながら、餅つき会をなんとか開催することができました。
雨降って地固まる!今年の餅つきは風雨ですべての災難を洗い流し、新年の多幸をお餅に込めました。来る平成28年が皆様にとって素晴らしい年でありますようにと願いつつ! その後の天気はうそのように晴れました。半袖で過ごせるくらいに、また夕焼けもきれいでした。これからを象徴する一日でした。
とわの家のおばあちゃんおじいちゃん
冬の園庭では…
走ろう会
藤田幼稚園のマラソン大会は伝統と研究によって発展してきました。幼稚園開園当時数年は、幼稚園前の道路を封鎖して、年長さんは幼稚園から猿坂道(大淵中学校北側)を通り、大淵二丁目の魚正さんをU―ターンするそれは大変な厳しい道のりでした。(年中はその半分・年少さんは幼稚園前の道)その後、交通事情と地域の安全理解・車社会の発展とともに体力的発達、幼児期の健康や成長の研究から心肺機能の観点・富士市総合運動公園の立地がかみ合って、子どもたちの経験・体験を重視した走ろう会に変貌してきました。この事は私たちの日常の保育計画や行事運営において様々な因果関係を、子どもたちの成長と幸福、最善の利益を一番に考察し積み上げること。また、目の前の子どもを見て考えること・そして集団生活や公教育の中で学ばなければならないことを合わせていきます。そこで始めて行事や教育計画が進みます。
走ろう会では、子ども達の雄姿が富士山の雄姿と一緒になって、みなさんの暖かな応援が子どもたちに伝わったことでしょう。そんな一時を共に感じ会えたみなさんは一つの思いを共にしたファミリーとなりました。1番・2番・・・成績に一喜一憂することも一つです。最後まで完走したことへの称賛もその一つです。一人ひとりの個性に向かって同じようにこれからもたくさんの称賛を与え続ける私たちでありたと思える走ろう会でした。