藤田幼稚園
秋のバス遠足(年長)
今年はコロナで中止になった親子バス遠足、何とか子ども達に経験をさせてあげたい、でも親御さん同伴は?バスの中は?目的地は?常にコロナ禍のリスクが計画にのしかかり、何度も中止を考えました。しかし、幼稚園バスで子ども達だけなら・・・と、これも決断には時間がかかりました。また、目的地の富士山こどもの国さんとの連携もあり、団体は1日1組のみあんなに広い場所でも密集密接密閉を考慮しての利用制限がある中、年長さん最後の思い出の遠足を決行しました。子ども達はそのことを感じているのか、こどもの国を満喫し楽しい一日を過ごすことができました。心配された天候も私たちの味方になって遠足日和の好天、富士山や愛鷹山、駿河湾を見渡すことができました。予定時間が迫る中、動物に会えなくなりそうな中これも強行に普段鍛えた健脚を生かし、走ろう会のように馬・ひつじ・やぎ・アルパカなど会いに突っ走りました。さすがこの子たち!この一日が大きな大切な思い出になってくれるといいな思います。また、その力を支える手作りのお弁当をありがとうございました。幸せな顔がとっても印象的でしたよ。やっぱり、何よりの力ですね!
ひだまりの森へ
年少さん年中さんは手をつないで散歩、つくしさんは幼稚園バスで・・・ひだまりの森にいきました。広い野原と雑木林、丘の上のからそれぞれに自然を満喫しました。まだ青いドングリを一心不乱に集める子、バッタやコオロギを追いかける子、気の遊戯に挑戦する子、丘の上から転げる子、坂を行ったり来たりする子、ジョロウグモを見つけ驚く子、棒をひろってチャンバラする子、鬼ごっこに興じる子、いろんな草花に興味を持つ子・・・そんな一人一人の姿が友達を誘い展開し広がり子ども達の自由な選択の中で自己発揮をしています。非認知能力の発達はこんな経験や体験の中で目を輝かせ、おのずと動き出す心と身体と思考から育まれることを子ども達の純真な姿に感動しています。はばたけかがやけ子ども達!
第44回運動会
10月3日(土)秋のすがすがしい空気の中、天候に恵まれ、運動会が開催されました。運動をしたくなるそんな日になりました。今回はコロナ禍にあって、今までにない新しい日常を背景にした取り組みの開催になりました。開催までの不安や心配を保護者様はじめ幼稚園関係者すべての人達が共有し、子ども達のための運動会の開催にこぎつけることができました。本園の運動会は今昔、【みんなで作る運動会】をテーマに積み上げてきました。44年前の子ども達の手のひらの押絵を残した看板を今も運動会に掲示し、当時から続く旗体操は、まさに【思い出ををつなぐ絆】となり、親になった卒園児とお子様の絆、ここで育ちあった仲間との絆、そして未来につなぐ絆を継承しています。時代文明が変わろうと、不変に大切な事は大事に大事にしていくことで、安心と同時に生きる力になっていくと思います。私たちの運動会!そこに大切なものを共感できた一日でした。みんなで作り上げたにこにこの運動会でした。
落花生のもぎ取り体験
9月15日、農協さんが落花生(らっかしょう)を、畑から抜き取った状態で葉のついたまま幼稚園にもっきて下さいました。暑い夏日和と、コロナの新しい生活様式の中で、園児たちに農業体験をと育ててくれた大切な落花生です。農協の方、農家の藤森様には心より感謝申し上げます。幼稚園では、年長組がきずなづくり会のグループに分かれ、一生懸命、集中して、落花生のもぎ取りをしました。農協さんが持ち帰りきれいに洗浄してあらためて持ってきてくださった落花生は輝いていました。そして、一晩置き、今日は、おばあちゃん先生のいくこ先生が朝から落花生の塩ゆでをしてくれ、給食でみんなで味わいました。掘りたての味の濃さ、香りは格別だったことでしょう。そして、残りはお土産に持ち帰りました。ご家庭でもご堪能ください。ここ、大淵の地産品、落花生に注目していきましょうね。子ども達を地域の皆さんが見守ってくださるここ大淵はやはり、ふるさとです。
令和3年度園児募集
こんにちは、令和3年度入園募集がはじまりました。9/15~願書配布~10/1入園受付です。詳しくは、ホームページの入園案内をご覧ください。
また、見学や入園等の相談があれば、気軽にお電話ください。電話0545-35-3178
きずなづくり会
この日に向けて子どもたちはたくさんの話し合いや準備を進めてきました。当日は天候にも恵まれ、グループやクラスの友だちと力を合わせて有意義な時間を過ごすことができました。心と心の繋がりをこれからも大切に過ごしていけるといいですね。
水遊び・プール遊び(年中)
梅雨の晴れ間、貴重な日の様子。既に、水遊びプール遊びが始まっています。お子様の体調観察と申告書の提出ご苦労様です。保護者様の毎日の視診が子どもたちの笑顔につながっています。これも心の密接の一つです。今までの日常ではこのように繊細な報告や申告は無かったのですが、コロナ対策からよりお子様の健康に目が行き届き、また水遊びも監視や指導の在り方も見直しが図れ、より安全な活動になりました。しかし何でも規制を厳しくすればそこに楽しみや想像性、そして自立性が損なわれる事も知っています。バランスという大切さ、しなさかさという強さ、想像という発達、私たち人間が挑戦し続ける生き物である所以ですね。だから、コロナに負けない、だから・・・
風鈴(年長)
風鈴♪~夏の暑さをやさしく和らげ、涼しさを心と体に奏でるその音色は、ここちよく、さやかに、きよらかく・・・
年長ではそんな夏を素敵にすごそうと、風鈴を手作りします。また、風鈴の音には邪気を払い、幸せを呼ぶ力があるそうでう。
子ども達にそして皆様ご家族にたくさんお幸せが音連れますように1
盆踊りを楽しもう
日本の夏の風物詩、盆踊り、今年は幼稚園の夏祭りの開催ができません。でも、日本の心を原風景で繋いでいきたい・・・、みんなで輪になって踊る。本来ぼ盆踊りはご先祖様を敬い、年に一度のお盆に、家族そろって、村の人たちとご先祖様をお迎えそしてお送りする、そして無病息災、五穀豊穣、子孫繁栄を祈念しあう地域のお祀りお祭りだったのでしょう。しかし、そんな文化も今では、なかなか難しくなりました。今の子ども達も生活様式がかわり、日本、民族、地域性が育んできた文化を継承する場や手段を失い、いつのまにか消滅していく寂しさを私達大人またご先祖は感じているのではないでしょうか?希薄化された人間関係、自己主義的な生き方が社会の歪みの一つの原因でもある気がします。このコロナウィルスがもたらした物は、日本という国、民の持つ力を知る事ができました。一方で未だに感染を拡大する国々も知りました。大切なものは何か、大切にしてきたものは何か、大切にしていくべきものは何か・・・未来の子ども達のそして子孫のために・・・
6月の生活
6月1日より、通常保育に戻り、新しい日常を子ども達と作り上げています。マスクをつけた子ども達の表情も、はじめは嬉しいのか?楽しいのか?悲しいのか?困っているのか?顔から判断ができにくかったですが、今では、目の輝き、動き、仕草や体の傾き、頭の動かし方、手足の動き・・・その子なりの個性的な全身全霊の表情が汲み取れるようになってきました。意思疎通、三密が無くても、心の密接、心の目で見ると不思議と分かり合えてきます。私たちは、そんな生活を毎日毎日ともに過ごしながら、会えなかった日々を取り戻し、幼児教育の歩みを進めています。子ども達は健気にも、その明るさと無邪気さにおいて、お日様のように現実を未来を明るく導いてくれています。この子らは人類の宝であることを証明してくれています。6月の様子を写真で紹介します。御覧ください。