わんわんサーカス
わんわんサーカスが来ました。雨日和でしたが遊戯室でサーカスです。実は1学期にオーストラリアの撮影クルーが来日、わんわんサーカスの趣意を発信するために本園でのサーカスの様子を記録しました。今回は幼稚園で計画していた日程で実施したものです。さて、現在46頭の犬たちがくらすサーカスその半数が捨て犬や保健所から譲りうけた犬たちです。人間の勝手な思いで犠牲になった犬たちなのです。サーカスを見て子ども達が何を感じたのでしょうか? ショウの終わりに、みなさんがこの犬たちをみて可愛いと思ったり、すごいなワンちゃんと感じてていただけたらとっても嬉しいです。でも、もしみんなが犬やほかの動物を飼うことになったら最後まで見てあげてね。・・・とお話がありました。命の大切さはかけがえのない大切なことであることを教えていただきました。昨今、子どもが犠牲になる恐ろしい事件が多発しています。私たち大人がもっと子どもの身になって、子どもの視点で考えられる大人にならなければいけませんね。だって子どもは一生このままの子どもでなくいつか世の中を支える大人になっていくのですから。また、幼稚園でこんなことがありました。友達をビビらせるとばかり殴るマネをする子がありました。しっかり指導しましたが、こいう行為は子どもが自然に発祥するものではありません。TVの影響か周囲の大人か社会の何かが見本になっています。今一度、私たち大人は自分の言葉や行動に反省してみましょう。子どもに乱暴な言葉を使っていないか?日ごろから他人の批判ばかりをしていないか?社会の規範やルールやマナーを軽んじていないか?・・・子どもは大人の鏡であること!わんわんサーカスから人間の愚かな行為で犠牲になる犬たちと一緒に生き抜いているこのサーカスのみなさん(人と動物=生命)から学ぶことはたくさんありました。だから外国からも撮影隊が来たのでしょうね。子どもが心身ともに健やかに成長できる社会とは・・・この事をこれからも考えていきましょう。