大淵地区文化祭
10月23日(日)大淵地区文化祭に作品(主として、ひだまりの森の妖精)と演芸(年長の合唱合奏)で参加しました。作品の展示では全園児の手形で形どった富士山と紅葉の山に、幼稚園のキャラクターであるひだまりんちゃんともりひろくんが園児たちの作品を紹介しています。その中で常に子どもたちは絵本を通じ様々な感性を育んでいることから、今年はその一場面である絵本の世界を絵画に表しました。絵本ですからもちろん見本になる絵はあるのですが、自分で感じたままを絵画で表現するというオリジナリティを引き出そうとしたものです。年少さんは『ぐるんぱのようちえん』年中さん『いっすんぼうし』年長さんは『はらぺこあおむし』でその感性を表現しました。また、加えて三匹の子豚を秋の自然物を使って、豚(年少)・家(年中)・オオカミと背景(年長)を共同作品としています。少しずつの関わりのですが全員で成し遂げた作品です。先生たちも、ひだまりの森を舞台にしたオリジナル紙芝居(藤田幼稚園)をすでに6部作完成し展示させていただきました。
展示はできるだけ見やすく簡素に、しかしその過程や中身は子ども達と先生達の感性や思いがいっぱい募っている作品です。いっさい子どもの作品に手を加えたり余計な手ほどき(うまく見せる)がないのが本園の教育方針です。時々、他では?作品を見ることがあります。そのことは子どもが一番わかり傷つきます。表現とは個性と感性から始まり基礎基本はそれにかなわないのが芸術ですね。この時代はお子さんの感性を豊かに広げることが大切ではないでしょうか。