お別れ遠足(年長)
1月22日(金) 早いもので、この日がきました。お別れ遠足! 子ども達の勇姿を雪山の中で確認することができます。たくましくゲレンデを滑走し、足元が滑る大地を踏みしめ登る、その繰り返しを心の底から楽しみ、友達や保護者そして私たちに教員と分かち合う、この子らの成長に万歳ですね。まだまだこれから大きくなる子ども達!本当に楽しみです。
コラム
これからも子ども達はいろいろな道で成長していきます。その中で一つ、私たち親が子どもに感じさせてはいけない思い、それは「親にうらぎられた」という思いではないでしょうか、「お前なんか家の子でない!」絶対に言ってはいけない言葉、子どもは親の思う通りにならないのが当たり前、思い通りにならない=うらぎられた・・・ではありません。子どもはいつも心の中で「ありがとう」と私たち親に叫んでいます。その心の声が聞こえないのは、自分のエゴからくる子どもへの要求が優先されているからであることを悟りたいです。
子どもが大きくになるにつれて一緒にいる時間が少なくなります。笑顔や泣き顔、怒り顔やふてくさり顔、やさしい顔や困り顔、てれくさい顔や自慢げな顔・・・子どものいろんな顔を視る機会が、段々に段々に、徐々に徐々に、子どもの成長と共に減ってきます。そこで私たちは不安を抱き心配が膨らみ、勝手な一人よがりの想像から発する言動で子どもを苦しめることが出てきます。
子どもの心によりそって一緒に考えてみる。やってみな、見守っているよ、ついているよ、そうかそうだね、良かった良かった、かなしかったな、大丈夫だよ、そこだね頑張った、そうだそうだ・・・いろんな場面で答えを導きだすことは難しいと思います、アドバイスも助言も難しいと思います、そうであるならば、いっしょに思う・いっしょに考える、いっしょに願っていくことしかできないのではと思います。
子どもにとってありがたい親とは? 子どもにとってありがたい教師とは? 常に目の前の子どもの幸福を願いながら、歩み続けくことが大切なのではないかと思う毎日です。 園長