観劇(劇団すぎのこ)
おむすびころりんすっととん!と、昔話の人形劇です。本物の劇に子ども達の心も体も頭もゆさぶられたことでしょう。一つ一つの言葉と人形の動きの一体感、場面の変容から想像する楽しさ、お話の意味・・・どれもが豊かな表現でした。しかし、感じたことは、昔のままの【おむすびころりん】のお話しでありませんでした。今の子ども達向けに優しい内容になっていました。私たちの頃の昔話や童話といえば、悪い事をすると退治されたり、命を落としたり、仲間外れにされたり、そんな結果が伴う話で、生きるための戒め・規範を聞かされてきました。今はどのように善悪の教えを子ども達にお話として聞かせていくのでしょう?難しいですね。悪い事をしたら・・・ 良い事をしたら・・・